3月15日は京都訴訟の判決日でした。
関西訴訟の原告8人、ひょうごの原告3人、そしてそれぞれの弁護団、KANSAIサポーターズとぽかぽかサポートチームのメンバーも沢山駆けつけました。
遠くから生業訴訟、群馬訴訟、東京訴訟、神奈川訴訟の原告やサポーターも来られていました。
東京訴訟
神奈川訴訟
(生業訴訟と群馬訴訟の写真はないです)
原告のほとんどが区域外の方という裁判であり、そういう意味では、初めての判決となります。
注目もされ、傍聴者は370名、多くのマスコミも取材に来ました。
10時開廷
しばらくすると、旗が出されました。
「一部勝訴」
「三度 国の責任を認める」
そうです。
国と東電の責任を認めたのです。
津波の予見はできた。対策をとっていれば事故は防げた。
対策を怠った東電と、規制権限を行使しなかった国に責任がある
と判決がおりました。
その一方で、棄却された原告が何人かいます。
この事については、報告集会で、弁護団から説明がありました。
子ども達と一部の方が請求を退けられました。
子どもは、生活費を出しているわけではないから損害としては認められないということでした。
その報告集会では、原告が、
力を合わせここまで共に頑張ってきたこと、弁護団や支援する方々に感謝の言葉を伝え伝えながら、それぞれの思いを1人ずつ語ってくれました。
「時には、避難した事が間違ってたんじゃないかと責める日もありました。でもこの判決で避難したことは正しかった。自分を責めなくていい」
と言った女性原告
「私達こどもを守ろうとして、避難してくれたお父さん、お母さん達、ありがとうございました」
「これからは、私たち子ども達が立ち上がらないといけない」
と言った高校生。
その言葉に涙を流す方々も多くいました。
こんな方々も来られていました。
崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士、高木学校所属)
http://www.cnic.jp/movies/2843
添田孝史さん(科学ジャーナリスト)
http://politas.jp/features/9/article/482
おしどりマコ・ケンさん(フリージャーナリスト)
http://oshidori-makoken.com/?page_id=6
吉田千亜さん(フリーライター)
https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/160510/
安孫子亘(映画「『知事抹殺』の真実」監督)
http://www.miruphony.com/prof.html
KANSAIサポーターズでは、3月24日の訴訟学習会で、弁護団の先生方に説明してもらう事になっています。
また、近畿訴訟団交流会の位置付けで、京都訴訟が中心になり、報告会が4月29日に行われます。