KANSAIサポーターズでは、毎月、第3土曜にしている訴訟学習会をしています。
5月に、ジャーナリストの後藤秀典さんお呼びしました。
昨年、最高裁は先行する4訴訟事件について、東電に賠償を命じる一方、6月17日には国の責任を認めないという判決を出しました。
それに関連して、月刊誌『経済』2023年5月号に掲載された記事『原発賠償訴訟・最高裁判決は誰がつくったか』は、6.17判決に関わった最高裁判事たちの人脈から、判事たちと国や東電との関係性が分かりやすくまとめられた興味深い記事でした。
判決文に感じる不可解な印象と記事の内容が、符合するようにも思える内容です。
6.17判決を乗り越え、不当な判決が繰り返されないためにも、このようなことを多くの国民が知り、公正な司法の実現に目を光らせることも大事なことではないでしょうか。
今回はこの記事を執筆されたジャーナリスト、後藤秀典さんにお話をうかがったのでした。
その映像は、こちらで見れます。
https://youtu.be/VKCF8HeLvII?si=H-MVXypNrJvWUay0
それに関連します。
数日前、KANSAIサポーターズのFacebookページにUPLANの三輪祐児さんよりお知らせいただきましたので紹介します。
↓↓
「想定を超える規模の津波が来たので、たとえ事故前の予測に基づいて防潮堤などを作る対策を取っていたとしても、事故の発生を防ぐことができなかつた、だから国に責任はない」
2022年6月17日、最高裁(菅野博之裁判長)は4つの上告審において、理不尽にも福島原発事故に対する国の責任を否定するとともに、原告被害者の損害賠償請求をほんのわずかな金額を認めただけで事実上切り捨てた。
「全く事実に反しているわけです。めちゃくちゃな恥さらし判決なんです」
と原告側弁護士に言わしめた、このような歴史的極悪判決が何故、下されることになったのか。
それには単に裁判上の是非判断を超える、日本の司法・裁判所・法曹界と原子力ムラやその代理店政府の癒着・団子状態の現状が背景にあることが分かってきました。
20231220 UPLAN 後藤秀典「日本の司法・法曹界と原子力ムラ」
https://www.youtube.com/watch?v=lmrRX5NSve0
どうぞ、ご覧ください。